令和4年11月に管清工業株式会社は一般財団法人環境清正財団を立ち上げ、その後令和6年6月に公益財団法人として新たに活動を進めております。本財団は、水の循環において重要な役割を果たしている下水道について広く国民の皆様に知識を深めていただき、下水道の重要性と将来にわたる持続にご理解をいただくことを目的としております。
人間が生活をしていくうえで欠かすことのできない水、生活や生産の中で使われた水がどこに流れていき、どのように人の手が加えられ、川や海などの自然環境に戻され再び生活に欠かせない水道水源として私たちのところに帰ってきます。水の循環をより多くの人に知っていただき、水環境の大切さを広めていきたいと願っています。
本財団は、日本における下水道管路施設管理の先駆者である、長谷川正、長谷川清の足跡を刻む長谷川記念館およびこれに付帯する厚木の杜を主な拠点として活動しています。厚木の杜は地域住民の憩いの場として、また災害時の避難施設としての機能を持たせ、管路管理従事者の研修なども行える多目的施設となっています。一般の人が下水道を見たり触れたりする機会が少ない中で、本財団は当該施設を活用した体験学習を行っています。本財団を通じてより多くの方に下水道の良き理解者になっていただけるよう今後も活動を継続してまいります。皆様のご参加をお待ちしております。
公益財団法人 環境清正財団
代表理事 伊藤岩雄